2016年11月21日月曜日

システムの復元を使ってのHDDやSSD移行(最新版)

個人的な最新版です。 今回64bitのマシンでシステム復元を試みて幾つか新しい発見がありましたので備忘録として残しておきます。もちろん今回も無事に成功しています。

システムの復元でHDDからSSDに置換する対象機種はこれです。

LifeBook P772/E

(※余談ですが第三世代のi5はノートPCとはいえ本当に早いです。特にグラフィックスはニ世代と比較しても体感できる違いがあります。)

今回のシステムの復元で学んだことで、これまでの情報を修正しなければならない点がいくつかあります。

まず、システム修復ディスクは32bitと64bitではそれぞれ違うということです。(以前はどれでも使えると思ってました。ゴメンなさい)

正確に言うとバックアップで作成したウインドウズが64bitの環境なら64bitのシステム修復ディスクを使用しなければ復元は成功しないということです。

手順のおさらいです。

1.システム修復ディスクを作成する
2.HDDのシステムイメージを外付けHDDなどに保存する
3.置換したいパソコンにSSDを取り付ける
4.置換したいパソコンに外付けHDDを接続する
5.SSDを取り付けたパソコンをシステム修復ディスクから起動する
6.システム回復オプションの画面での操作
7.システムイメージ バックアップ選択の画面での操作

※手順に関しての過去に苦労した注意点などを記載しています。。(当サイト別ページ)
システムの復元を使ってのHDDやSSD移行の注意点

個別に解説を加えながら見ていきたいと思います。画像は無いのでわかりにくいかもしれませんが手順は割と正確に記載しているつもりです。

1.システム修復ディスクを作成する
→32bitのPCと64bitのPCでそれぞれ作っておくとすべてがカバーできます。※32bitのパソコンからは32bit、64bitのパソコンでは64bitのシステム修復ディスクしかできません。それぞのマシンで作る機会があれば作っておいた方が良いという意味です。

2.HDDのシステムイメージを外付けHDDなどに保存する
→リスクをゼロにしたいならボリューム縮小前と縮小後の二回取ると完璧です。その際は一回目のイメージを別フォルダを作って保管しましょう。ボリュームの縮小にはごくわずかなリスクがあります。何かあった際に一回目のバックアップがあれば元に戻せます。

3.置換したいパソコンにSSDを取り付ける
→このSSDは新品ならそのまま取り付けて問題ないですが、使いまわしなら前のOSなどは削除して「未割り当て」状態にしておく必要があります。

4.置換したいパソコンに外付けHDDを接続する
→バックアップイメージを書き込んだHDDをUSBポートに接続します。

5.SSDを取り付けたパソコンをシステム修復ディスクから起動する
→OSが何も入っていないSSDなので黒背景で白文字で「起動できるオペレーションが見つかりません(実際には英語)」という表示がされます。ここでシステム修復ディスクを挿入するか、ディスクの入った外付けドライブを取り付けます。

→何も起こらなければ「電源ボタン」を押して終了し、再度電源ボタンを押して起動するとシステム修復ディスクを読み込み始めます。

外付けドライブなどは取り付けるUSBポートによってはデバイスを認識しないこともあります。この場合には慌てず違うUSBポートなどに差し替えてみましょう。

さらに外付けドライブから起動しない場合には「Press any key to boot from CD or DVD.(CDドライブから起動するなら何か(何でもいいから)キーボードのボタンを押せ)」などを見落としていないか画面を凝視してみましょう。(一瞬しか出ないことが多いです)

6.システム回復オプションの画面での操作
→システム回復オプションの画面が無事にでたら、「以前に作成したシステムイメージを使用して、コンピュータを復元します」の項目を選択します。

「デバイスなんちゃらをインストールしますか?」などの表示がでる場合がありますが、無視をして「以前作成したシステムイメージを使用して復元する」を選択します。(記憶を頼りに記載していますのであやふやです。すみません。)

仮に「デバイスなんちゃらをインストールしますか?」を選択すると物凄い数のフォルダやファイルのウインドウが開いてよくわからないはずです。慌てず「戻る」か「×」を選択すると手順「6」の画面に戻ります(笑)。

7.システムイメージ バックアップ選択の画面での操作
→システム回復オプションの画面まで進んだら、「HDDに保管されているイメージ」を選択して(その文字の上でクリックしないと選択したことにならない)「次へ」ボタンを押す。

後は指示通りやっていれば新しいSSDからウインドウズが起動します。

※ これに関してはより詳細なページを作っていますのでそちらも参考にしてみてください。
システムの復元を使ってSSDへ移行するヒント(外部サイト)

今回「システムの復元を使ってSSDへ移行」で苦労したこと
一番驚いたのが、システム修復ディスクに「bit」数の違いによって分けられているという点です。

同じウインドウズ7でも32bitと64bitのマシンでは使う修復ディスクが違うという事です。ただ、どのメーカーのパソコンで作った修復ディスクでも「bit」数が適合すれば使いまわしできます。

これは実際に自分が試した事なので確かな事実です。

しかも、エディションが違っても普通に使えます。これも自分が実際に幾つも復元をしている中で得た確実な経験談です。

で、今回一番苦労したのは「bit」数の違いでシステムが復元できない場面に遭遇した事です。

「この環境ではシステムイメージの復元ができません。」

手順「6」までは何とかこぎつけたのですが、上記の言葉が出て復元できなかったです。その原因がシステム修復ディスクの「bit」数の違いだったのです。

そしてさらに外付けドライブを認識しなかったこともうろたえた出来事のひとつです。

これに関してはUSB3.0のポートがUSB2.0の外付けドライブには対応していないなどが関係しているのかもしれません。電圧の不足などもあるかもしれません。外付けドライブを取りつけてシステム修復ディスクを使用する場合には慌てず対処しましょう。

さらに付け足すとすれば中古のSSD(前に何かのパソコンで使っていた)なら必ず中身を削除して「未割り当て」状態にしておくことが必須です。外付けHDDケースなどに入れて別のパソコンで「ディスクの管理」から操作すればすぐに出来ます。

これをしないと元のパソコンのOSを読み込んでエラーになって元のパソコンのシステム回復メニューが出てしまってうまくいなかいという現象に遭遇したりします。

最近この手の依頼ごとが増えています。

知り合いからウチもやって欲しいといわれます。もちろん素人なので作業代も頂かず、奉仕状態です。要するにボランティアというヤツです。そんなにいい人でもないんですけど・・・、ガラでもない。

特に高齢者の方ほどこの手の作業をやってあげると尋常ではないくらい喜んでくれます。

将来何かの収入源に出来るかもしれないと思うのでここは黙って文句を言わずに対応していきましょう。

次月こそは真面目に副業の進捗を記載したいです。

 
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