東北太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福を、心からお祈り申し上げます。また、被害に会われた皆様にお見舞い申し上げます。現在でも被災地で一人でも多くの人命を救うべく、ご尽力されている現場の皆様の努力に日本国民として感謝しなければならないと思います。
今、ニュースを見るととてつもなく円が高騰しています。円相場が一時、1ドル76円52銭をつけたという話もでている状況ですが、個人的には素朴な疑問を感じています。
今回の大地震は、新聞などで阪神淡路大震災の経済的損失の約1.5倍~1.6倍ぐらいになるかもしれないと報道されています。そうすると、今後の日本経済は先行きがとても不安定です。だから円が売られて円安になるのが普通なのでは?と思ったのです。
ところがよくよく調べてみると、それ程単純では無いようなのです。日本の企業などが外貨建ての資本を円に引き戻したり、日本政府がアメリカ国債などを売り払う可能性があるという事なのです。専門用語で言うと、レパトリエーション(海外投資資金を自国に戻す行為)との事です。
そうなると投機筋などが円高に賭けてみるか、という事で円買いに走っているようなのです。つまり、例えば一ドル80円の時よりも一ドル70円の時に、持っている円をドルに替えると約14%も増加する、手っ取り早く申し上げると、それだけ投資のチャンスと考えている人が多く、実際に多くの人が投資に動いているという事になりそうなのです。
先にお断りしておきますが当方、投資の専門家でもないですし今一つ投資関連の知識がないので根本的な間違いを記載しているかもしれません。
ただ、この理論が正しいと仮定すると、今後はそうした投機筋が利益確定する時期になれば今度は大幅に円安になる可能性があるという事になります。
サラリーマンの方々でも副業で投資関連を行っている人も多い状況で、今の自分は全く投資関連には手を出していません。理由は大きなリスクが存在しますし、そもそもそんな余剰資金が無い状況だからです。
ただ、今でもアフィリエイトで収益の為のサイトをコツコツと作成していますが、日本経済の状況が落ち着けば少しずつでも投資関連の勉強をしておく方が副業の選択肢が増加する可能性はあると考えています。
しかし、今の状況では当面の所、原発の問題と、震災の復興、支援が可能な限りスムーズに進む事を願いながら状況を見守る事が第一です。
2011年3月17日木曜日
投資と副業の選択肢
22:14