2011年3月3日木曜日

成果報酬アフィリエイトの難しさ

今年に入り成果報酬型アフィリエイトの売り上げが右肩上がりで増加しています。いちクリック平均数十円のクリック報酬型アフィリエイトでは味わえない破壊力と可能性をようやく実感できるようになりました。

2月度の実績では成果発生ベースでは68,695円、承認ベースでは19,008円という数字になっています。金額はショボイですが自分的には大健闘している数字です。

発生した売り上げがすべて承認されれば大きな収益になりますが、現実には過度の期待もできません。

成果報酬型アフィリエイトでは発生した成果の承認があって初めて収益となるからです。

つまり、承認率が非常に重要になってくるのです。

ジャンルや広告主によっても違うので一概に言えないと思いますが、個人的な実績からは金融関連、特にキャッシング関連の承認率は異常に低いです。特に自分の場合は、成果の発生する広告があまりメジャーな企業のモノではないという事が承認率を下げる大きな要因かもしれません。

つまり、ある程度メジャーな会社から融資を受けられない可能性が高い人が、シェアの低い会社に融資を申し込む事で、あまり聞いた事のない会社の成果の承認率ほど低くなるのでは?と勝手に推測しています。あくまでこれは勝手な推測です。

実績と承認率をまとめてみると下の表の様になります。
※2010年1月から2010年12月まで。

結局2010年一年間で成果報酬として発生した分の内、確定したのはわずか3,500円という結果になっています。

なんという承認率でしょうか?ほとんど承認された記憶がない事は実感していましたが、きちんとこうして実績を並べてみると意外と衝撃的な気持ちになります。

こんな統計を取らなければ良かった、と一瞬うろたえましたが、多くのアフィリエイターと呼ばれる人は同じような経験をしているのでしょう。そして自分はまだマシな方かもしれないです。

成果の承認に関しては色々な憶測やブラックな話があちらこちらで飛び交っていますが、到底誠実な対応をしているとは思えない広告主に当たる事もあります。

詳細に記載し過ぎるとクレームがでる可能性がありますので抽象的に記載しますが、貴重な経験をさせて頂いたので備忘録として記載したいと思います。


■胸につかえが残る素敵な経験(「株式会社●プ●」さんありがとう)
某キャッシング関連の会社で成果報酬の発生が毎月1~2件続いていた広告がありました。成果報酬はすべてが非承認でしたが、それ自体は何とも思わなかったです。しかしある時を境に、その後に発生する成果報酬が何カ月たっても「未承認」のままでステータスが変わらなくなったのです。

さすがに4カ月過ぎたあたりでASPの「お問い合わせフォーム」から返答を求めましたが、当然のごと無回答。最終的には、成果報酬4件・最大6か月も「未承認」のままほったらかし状態になってしまったのです。

ほったらかしという言葉は、色々とサイトを運営している関係上、身近な言葉ですが肝心な報酬のステータスの判定に適用されるとなると笑ってはいられません。

結局、最後はその広告主が撤退すると同時にすべての成果が一斉に「非承認」に変わるという顛末でした。自分も大人なので感情的には記載しないように抑えていますが、誠意のかけらも感じられない対応に憤りを感じた事を思い出します。

後で調べると、どうやらその会社は合併やら、社名変更やらがあったらしくゴタゴタしていたようです。根拠は、成果報酬のステータスがさっぱり変化しなくなった時期とその時期が重なるからです。

個人的な経験の範疇で、物事を判断して記載していますので、些細な事でわめき散らしている小物と思われるかもしれません。ただ、過度に期待はしていない成果報酬の、「成果の白黒ぐらい」はきちんと行って欲しかったという事が言いたかったのです。

過ぎ去った事はいつまでも愚痴愚痴言うほど未練がましい性格ではないですが、胸につかえが残るような、とても素敵な感覚は今でも思い出します。同時に今後はあやしい広告主はこちらから願い下げ、という精神をもって迅速に対応する必要がある事も実感できました。良い経験です。

余談になりますが、手持ちのサイトに掲載している広告の中でも、成果報酬が100%承認されている広告も存在します。自分で言うのもあれですが、該当サイトはコンテンツもなかなか充実しているサイトです。しかも、成果報酬の広告は一点に絞っている状態です。

他の広告は、クリック報酬型アフィリエイトを除いて取り扱っていない状態ですので、これらの点が、もしかしたら広告主から高評価で高承認率をもたらしてくれている、と例のごとく勝手に分析しています。

色々書きましたが、要するにサイトを訪問してくれる人にも、掲載する広告主にも認められるようなコンテンツを作る事が一番の収益をもたらしてくれるのでは?という事を感じています。

 
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