最近では危機感に関して色々と考えるようになりました。これまでも考えていたのですが、具体的な部分にまで及んでいなかったという事もあり、この際少し身近な部分から考えてみたいと思います。
危機感を失くしたら適応能力も低下する
要するに最悪の場合を想定した対策を実施する事と、危機的状況になった場合の心積もりなどを持っておかないと、単にオロオロするだけで問題解決には至らない状況になるという事です。 個人的には本業でも常に危機感を忘れないように意識するようになりました。例えば、会社の社員の半分が人員整理される事態になった場合に、自分は生き残れるのか?生き残れる様にする為には何をすれば良いのか?という事などを考えて行動しています。
実にくだらない事から結構現実的な事まで、色々と想定したりしています。ネガティブな思想はマイナスであるけれども、危機感の欠如は対応能力の低下を招く可能性は大いにあると考えています。
しかし一方で、行動を起こす為の大きなモチベーションの一つが危機感であるとも考えています。常に先を読み、危険を避けようと努力する心理が、自分を磨く努力に繋がる事もあると思います。 意識して行動すれば長い年月が経てば大きな差になると信じるようになりました。
本業においても、自分の持ち場以外の事にも興味を示し、積極的に勉強している人間と、ルーチンワークのみをこなす人間がいつまでも同じ位置という事はあり得ないと考えています。いざという時が来るかどうかは分かりませんが、その時には確実に差が出ると思います。
本業と副業の相乗効果で自分自身の感覚を向上させる
アフィリエイトという副業は個人事業的な色合いが濃いです。本業で忘れてしまいがちな感覚を保つには絶好の条件が揃っていると考えています。 サイトを運営して広告から収入をえるという事は、小規模であれビジネス関わった行動を行っていると言えます。自分の責任と判断で損得に関わる運営が行えるのです。
方向性や戦略を見誤ると収益は出ないですし、逆にそういった判断が正しいものであると努力も収益となって跳ね返ってきます。 これは本業では頻繁には感じられない感覚です。会社組織の中では、営業職でもない限り目に見える成果を示す事は困難です。だから、仕事の頑張り=昇給・ボーナスUP 、それを目指して頑張る、にはつながらないからです。
しかし、アフィリエイトにおいてもリスクがないわけではありません。これまで上位表示されていたサイトがある日突然検索結果ら姿を消すと収入は激減してしまいます。
収入源の企業がアフィリエイトから撤退すると問答無用で収益がなくなります。色々なリスクや可能性は否定できません。 だから、必死にそういったリスクを分散させる方法を知ろうと情報収集したり、行動に移したりするのです。そういった感覚は本業ではなかなか体験できない部分が多いです。
世代間の感覚の違いとおやじ化の自覚
本業での話ですがゆとり世代と呼ばれる新入社員が次々と会社を辞めている状況です。ゆとり世代が悪いという事ではないですが、自分達の世代との感覚の違いには驚く事が多いです。 まず、最初に感じたのは彼らの多くが自信満々である事です。本当に自信があるかどうかわかりませんが、その様に感じてしまいます。全体的に見ても世間知らずなのか、結構大胆な言動が多い事は間違いない事です。
しかし、彼らの多くは厳しい社会の現実を知り次第に元気がなくなる事が多いです。 これに関しては別段コメントはありませんが、世代の違いによる感覚の違いはいつの世にもあるという事で割り切っています。
また、この様な事を言っている時点で自分自身のおやじ化が進んでいると言えるかもしれません。 ただ、新しい考え方や状況を否定するばかりでは生産性のある方向は見つけられないと思いますので、頭の固い人間になってしまう事がない様に意識していかなければならないかもしれません。