ポメラの無線機能を最大限に活用するためのBluetooth(ブルートゥース)接続に関する自分の為の備忘録です。
ポメラDM100はBluetooth(ブルートゥース)接続でパソコンにデーターを転送できると謳われていますが、実際にはウインドウズのパソコンに内蔵されているBluetooth(ブルートゥース)機器では接続できません。
ネットでの情報でもウインドウズ(7)のパソコンとのBluetooth(ブルートゥース)接続を活用して使っているという情報はほとんどヒットしませんでした。
ですので、まずポメラDM100から直接ウインドウズ7マシンへのファイル転送はうまくいかないことが多い事を知っておきたいです。
なのでちょっと試して駄目だと感じたらタブレットやスマホを中継機器として使用する手段を考えましょう。今回はタブレットを経由してポメラDM100とウインドウズマシンとのデーターのやりとりの方法を記載しています。
タブレット(スマホ)側の下準備としては次の三つのアプリをインストールしておきます。
EZファイルエクスプローラー
Gメール
Jota Text Edito(イオタ)
ここではタブレット専用に作ったグーグルのアカウントからメインのパソコンで使っているグーグルのアカウント間のやり取りを前提とした説明になっています。つまり異なるアカウント間のファイルのやり取り方法です。
※タブレットのセキュリティ面の弱さを考慮してパソコンのメインのアカウントと分けるというのが主目的です。
次にGメールのアプリを起動して添付ボタンを押してポメラDM100内部に貼り付けたファイルを選択します。Gメールの添付の選択時にはBluetooth(ブルートゥース)接続されたポメラ内部のファイルは選択できません。
アドレスはメインで使用しているパソコンのGメールを選択して添付が済めば送信します。後はパソコン側でドキュメントで開くかそのままダウンロードできます。
以下はグーグルドキュメント内に保存している文章をポメラDM100に転送する手順です。
転送したいグーグルドキュメントのファイルを開きます。
左上の「ファイル」ボタンを押して「形式を指定してダウンロード」というボタンを押します。
「書式なしテキスト(.txt)」を選択して一旦パソコンにダウンロードします。※この作業をしないと後でタブレット側でテキストに変換できなくなります。
パソコン内にダウンロードしたテキストファイルをGメールに添付してタブレットに送信します。
タブレット側で添付されたファイルを一旦ダウンロードします。
ダウンロードされたテキストファイルは文字コードが「UTF-8」なのでそのままポメラ側に転送すると文字化けします。
なので「Shift-JIS」に変換する必要があります。
ここで「Jota Text Edito(イオタ)」というテキストエディタで該当のテキストファイルを開きます。
ファイル設定で「保存時文字コード」のボタンを押して「Shift-JIS」を選択しておくと一度開いてそのまま保存すれば自動的に「UTF-8」から「Shift-JIS」に変換されます。
後はコピペしてポメラの内部ストレージへ転送すれば作業は完了します。
文字コードの変換はパソコンへダウンロードした際にテラパットなどのテキストエディタを使っても可能です。手順は同じくテラパットで開いて保存時の文字コードを指定するだけです。
グーグルドライブ間での共有ファイルでのやり取りも試みてみたのですが、グーグルドキュメント形式の文章はタブレット上ではテキストに変換できないです。(方法があったら教えて下さい。)
つまりタブレット側でテキスト形式に変換する部分で手詰まりになります。色々と試しましたが駄目でした。
なのであらかじめパソコン側でテキスト形式のファイルに変換しておく必要があります。
さらにグーグルドキュメント形式の文章をテキストに変換した場合には文字コードが「UTF-8」です。そのままではポメラに送って開くと文字化けします。
ポイントは、どのタイミングでもいいのでテキストファイルを「Shift-JIS」に変換しておく必要があります。
で、実際のファイル転送に関しては、一度テキスト形式にしてからメールで添付する方法が一番確実で簡単です。もちろんポメラ側からのファイル転送はテキストしかありません。
ウインドウズ7側からポメラに向けたファイル転送はグーグルドキュメントなどは一度テキスト形式でダウンロードしてからメールに添付する方法になります。
注意点はテキストの文字コードです。
一旦パソコン側で「Shift-JIS」に変換するか、タブレット側で開いた段階で「Shift-JIS」に変換するかのどちらかになります。もちろんグーグルドキュメントを使用していない人には必要のない手順です。