2011年6月24日金曜日

一番困る問い合わせメール

「管理人様、あなたのサイトには3~30万円の一時金を支払う価値があります。」
「管理人様、唐突ですが弊社の会社の広告を利用して頂けませんか?」

管理するサイトが増加して、複合キーワードといえどもそれなりに露出が増えてきた結果、上記のような売り込みメールが増加しました。仕方のない事だと割り切っており、そういった類のメールはすべて返信はしていない状況です。

この売り込みの先には「弊社の広告を掲載する位置とそこに設置した場合の月当たりの見込みなどを教えてください。」などと続く状況があります。だからあえて返信はしません。ノルマがなく自分のペースで行える事がアフィリエイトのメリットの一つと考えているので面倒な事はご免です。

しかし一番困るお問い合わせは、記載されている内容が意味不明な部分が多く、しかも結構深刻な内容だったりする時です。

一例では、「息子が来年、大学を卒業するのですが、就職先が見つからず生活費が足りなくなりそうです。どうしたら良いのでしょうか?」などの内容が記載されていたりします。この場合、

収入が少ないから足りないのか、
他に借金があるので足りないのか、
そもそもいくらのお金が足りないのか、
ローンなども申込出来ない状況なのか、
息子さんはアルバイトなども出来ない状況なのか、
すぐにお金を借りれる所を紹介して欲しいのか、

など、とにかくこちらがどういう提案をして良いか迷う事が一番困るのです。しかしながら無視するわけにもいかないので、可能な限りのアドバイスを記入します。いざ返信するとエラーで帰ってくるパターンもありました。これにはさすがに開いた口が塞がらなかったです。

「マジか・・・。俺の苦労はいったい何だったのか・・・」と怒りを通り越してさみしくなった事を思い出します。意図してかそうでないかは別として、最低限の事は守って欲しいです。

人は必要とされると感じると頑張れる
現在も地道にサイトの作成を続けていますが、報酬の増加以外にもモチベーションを上げてくれるきっかけになる事があります。それは自分が作成したサイトに訪問された人が自分宛てに送ってくれる感謝のメールなどです。

「困っていた事が解決してとても参考になりました。ありがとうございます。」
「悩んでいた事が決断出来てすっきりしました。」

要するに苦労して作成したサイトが、何らかの形で訪問者に感謝してもらているという事が掴めたらうれしいのです。これはとても励みになるものです。もちろんサイトを作成する狙いは広告収入ですが、それだけを追究してはダメな事を実感します。

自分が他のサイトを訪れた時に満足した情報やサービスを得られた時には非常に得をした気分になります。そうなるとせっかくだからこのサイト経由で商品を購入しようなどと考えるのです。少なくとも自分はそうです。

だから、自分が作成したサイトでもそういった事を実践したいと思うのです。どうせ時間と労力を費やすならば、訪問してくれた人に喜んでもらえて報酬が得られる方が良いと考えています。

アフィリエイトは隙間産業で中間搾取的な要素が多いと思います。しかし、少なくともサイトを訪問してくれた数パーセントの方に価値があると判断されるサイトを作成できる事は誇れる部分ではないかなぁ、とも考えています。

 
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